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ネタ帳
どうしようもないだろ
こんなの
+++++
「あのぉ―――…」
いきなり押し倒されといてナンですけど
こっちとしては何というか…
アルフォンスの顔が顔だけに何か複雑な気分なんだな
成長した弟に押し倒されたみたいで
びっくりしすぎて逆にリアクションとれないってか
とにかくアレだ
あやまるしかない
「・・・とにかくゴメン」
+++++
「び―――…びったぁ―…」
ドアを閉めると急いでかけだした。
何かとにかくどこでもいいからここに居たくなくて
居たらまずい気がして
適当な場所をみつけるとヘナヘナと座り込む
まさかアイツがあんな事してくるなんてなぁ―・・・
そーとーたまってたんだろーか(この考えはなるべくしたくないけど)
それとも
あいつも俺を好き。とか。いうのかな
アイツと同じ顔で
アイツより少し低い声で
アイツと同じことを言うのかな
「……きっつ…」
やめろよ
俺を好きになるなんて
俺を気遣うなんて
一緒に生きようとか
お願いだから
言わないで
「ァル・・・・」
「・・・・・・-ル・・・」
俺が目を閉じて思うのはお前のいる世界だけなのに
瞼の裏が白く濁って
懐かしいその色が見えなくなる
最近お前が薄れてゆくよ
大切な弟
俺の命よりも大切な人
お前が本当に生きているか分かるまで
俺は諦めるわけにはいかないんだ
だからどうか
俺に夢を見せないで
俺を夢の中に引き込まないで
俺の世界を忘れてしまうから
好きになってしまうから
「勘弁しろよ……」
俺に安らぎなんかいらない
願わくば
呪文のように唱える名前を
早く
「・・ァルフォンス・・・・・」
ここから出してくれ
2006.02.12 | Comments(0) | Trackback() | 鋼
屈辱的だ こんなの
「何も・・・言わないんですか・・」
「何か言って欲しいのか?」
こんな
「-------。」
こんな返しかたって 無い 。
++++++++
「--っ・・ゴホっ・・・グ」
薄れてゆく世界が見える。
彼の言っていた事はこういうことなのか。
これが夢だ と。
僕が生きていることも
僕がいま薄れていくことも全て
夢だ と。
あぁ。
うん。
そうかもしれないなぁ。
だって彼は
僕を見てくれないもの
ずっとずっと「現実」だけ見てる。
僕にとっての夢が
彼にとっての現実なら
僕はきっと夢なんだ。
だって そうでしょう?
ねぇ。
これ以上好きになる前に
お願いです。 どうか
夢から醒めて
2006.02.12 | Comments(0) | Trackback() | 鋼
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