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2025.07.20 |

何年後か分からない あなたの為に

欲しかったのは赦し



だってこの心が救われたらあんたは哀しいでしょう
俺の心からいなくなったらあんたは
本当にどこにもいなくなるんでしょう?
忘れない
傷痕だって何度も剔るんだ
俺はあんただけを思って生きるよ














もういいよ
もう元気になってもいいんだよ
前を向いていいんだよ
誰かと生きていいんだよ
泣いてもいいんだよ





笑って







シン



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2007.04.23 | Comments(0) | SEED

血のバレンタイン

「アスラン・・・」


自分は彼を知っている。
そんなに沢山ではないが、親同士の付き合いで何度か会った。
お互いをまったく知らないわけではないけれど、
よく知っているわけでもない。

分かっているのは
この目の前にいる人物が、自分の婚約者だということだ。


「・・・・・・」


思い付いたように私を見る目は凍り付いている。
明かりをつけた方がよろしいですわ、と、薄暗い部屋の中
証明のスイッチを手探りしてみたが場所が分からなくてなかなか見つからない。

四苦八苦していると、静かに彼は立って明かりをつけた。




「ニュース 見ましたわ」



何をするわけでもなく、彼は小さく微笑んで
そうですか、とだけこたえた。

その微笑みはひどく気味が悪かった。
こう言っては酷いかもしれないが。

でも気味が悪かった。

何度か見た

あの笑顔と 違う



でもそれは本来いまなら、
いまこの状況ならなにも不自然ではなかった。


そっと乾いた涙の後をなぞろうとすると、彼は一歩私から引いた。
それもある程度予想できた事だ。


「・・・今日は帰っていただけませんか。」


スミマセン とも付け足す心の余裕がないほどに。
言い放たれた容赦ない言葉に少なからずたじろいだ。


自分は

きっと
この人が好きなのだろう。


恋愛感情とは別の所で
人間として、きっとこの人が好きだ。

本当は、本当の意味で愛さなければいけない人。
でもそうやって始めから強制される事に嫌悪は無かった。


理解したいと思う。

この人を




だから、いま離れてはいけない気がしていた。


抱きしめた。



「ラクス・・・!」


抵抗しきれないといった感じで強いけれど
本気ではない力が私を振りほどこうと必死だ。

あからさまに嫌な表情の彼。

それでも彼を最初にすわっていたベットに投げ出すようにこしかけさせた。

普段の私とあまりに違う行動に
しばしアスランは呆然としているようだった。
普段使わない力を一気に使ったせいで息切れた呼吸を直してから、
再び彼の頭をかかえこんだ。やわらかい髪をなでる。


「ラ──・・・」


「そばにいますわ」




ずっと




「貴方が泣きやむまで、ずっとそばにいます…」





それは、多分、きみの為じゃなくて





「ラク  ス  ・・・ ・」





それは







フルエル腕や、


フルエル髪を



ただ



私が



2006.02.19 | Comments(0) | SEED

僕の全ては あいつのものです。


僕の 全ては

あいつにあげるって決めたんです。



だから僕は

君が僕の隣で笑っていると


すごく

あやまりたくなるんだ






ごめんね



ごめんね








君とたくさん笑いあっても

君とたくさん哀しみを共にしても

君とたくさんの時間を過ごしても




僕の全ては いつだってあいつのもの。

2006.02.12 | Comments(0) | Trackback() | SEED

キラアス1.5

誰かの為に泣ける って

きっと良いことだ
スバラシイことだ

「 それは僕の為の泪? 」


君が気付いていないだけ
君が気付いていないだけで


「 じゃぁ・・・それは幸せな事だよ 」


君が自分の価値を知らないだけ
君が自分の価値を知らないだけで


「 泣く・・・ことが・・・? 」


ほら


「 ううん。 泣けることが 」



君が僕の為に泣いてくれるっていうなら

君が僕の為だけに今泣いてくれるのなら





僕は残りの人生


全て君に かけたっていいんだよ 。

2006.02.12 | Comments(0) | Trackback() | SEED

無題

わからない

いつだって欲しいものは
すぐそこにあるようで

一番遠くに
あったきがする



宝箱をもっていても
開けなかっただけだ

鍵をかけて
鎖でつないで

けっきょく錆びついて



わからない

けど



きっと




心からのぞむものを

作りたくはなかったんだ






いなくなってしまっては辛いから


つらいから ---

2006.02.12 | Comments(0) | Trackback() | SEED

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