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2025.07.19 |

卒業

まるで さよならみたいだ

まるで 一生逢えないみたいだ





君もアナタもお前も

そんなに泣いたら

僕がまるでどこか手の届かない遠くに行くみたいだろう?



まったく不思議な場所だった

そこに居る ただそれだけで

全ての人と繋がっていたような気になれた

なんて 不思議な空間だったんだろう



それだけ  だった



そういうことなのかな







繋ぎ止める約束をこんなにも欲するなんて



さみしい


さみしいな








不安よりも何よりも




いま 僕があの場所で感じる事の出来る全てのものが






とても さみしい




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2006.03.05 | Comments(0) | なんとなく小文。

罪と罰

裏切りの味は

とても甘い





黙ってこの心を握りつぶして
踏みつけて
ぐちゃぐちゃにして


裏切り者には
幸福の代わりに甘い蜜を


どこまでも自分を騙して
どこまでも君を裏切り続けて
潰した心を拾われ、捨てられるぐらいならいっそ
いっそのこと


選んだ道に終わりなど無い
終わらないなら
終わらせるだけだ

僕がこの手でその首を掻き切るとき

そのときまで









僕は前だけを見て


この甘い甘い罪の中で生きよう





2006.03.04 | Comments(0) | なんとなく小文。

英文


[ When you were still that day, you believe and swarmed. ]

あなたはあの日のままだと

信じていたかった。




[ Please laugh at me and awake me who was looking at the bad dream. ]

悪い夢見てた僕を

笑って起こして




2006.02.23 | Comments(0) | メモ

死にたい だなんて 言わないで


受け取ってしまうらしいんです僕は


話とかをね
直接でも、間接的にでも
例えその人自身別に何処の誰とも知らないような仲でも
すごく、知ってる人なら尚更

見たり聞いたり
そういうことすると


つらいこと
かなしいこと
秘めているもの
隠したいこと
そういう
気持ちを



偽善的だと言われればまったくだ
きっと、誰にだって僕は同情してるんだから
同情してるんだよ
意識しなくても
かわいそうだと思ってるんだ
だからって自分から積極的に何かするって訳じゃないし
僕が、何か出来ることがあるなんて思い上がりもいいところだ

でもだから
こんな気持ちは
思いは
持っちゃいけないのかな




僕はね

消えてしまいたいと思ってたよ


あの人が死んでしまった それだけで


消えてしまいたかった
僕もあの人みたいに消えてしまいたかったよ
人生なんて
なんて下らないのだろうと思った



そう思っていたこと
それが
他人を傷つけた

勝手に誰かを傷つけた
傷つけたくもない誰かを

それに
気づいただけだよ





自分が墜ちていた沼

苦しくても
ただ沈んでいくだけだったあの
あの日々に
誰かの手にすがって
爪を立てて
這い上がった底なし沼


いま

僕はぬけだした
その限りなく汚い腕で

君もこっちへおいでと
思うことは
手を伸ばすことは
そんなに
そんなに偽物にみえる?



上から見てること
意識していなくても上から見てしまっていること
君の思いを
勝手に受け取ってしまうこと
ときどき、君が、僕に見えること

君は昔の僕だ

勝手だけと、本当に勝手だけど、そう思う
胸を鷲掴みされるみたいなコレ

僕の思いは
すべてが自分自身のためだ


僕は僕を助けたい




君を見て

君の手をとって

自分勝手で
自己満足でしかなく
人によって受け取り方や思う所が違うような
死ぬまで気づかないかも知れない
叫ぶように祈る
この気持ちを

どうか






僕は
僕だけは

偽物だなんて




死んだって言わない




2006.02.22 | Comments(0) | なんとなく小文。

血のバレンタイン

「アスラン・・・」


自分は彼を知っている。
そんなに沢山ではないが、親同士の付き合いで何度か会った。
お互いをまったく知らないわけではないけれど、
よく知っているわけでもない。

分かっているのは
この目の前にいる人物が、自分の婚約者だということだ。


「・・・・・・」


思い付いたように私を見る目は凍り付いている。
明かりをつけた方がよろしいですわ、と、薄暗い部屋の中
証明のスイッチを手探りしてみたが場所が分からなくてなかなか見つからない。

四苦八苦していると、静かに彼は立って明かりをつけた。




「ニュース 見ましたわ」



何をするわけでもなく、彼は小さく微笑んで
そうですか、とだけこたえた。

その微笑みはひどく気味が悪かった。
こう言っては酷いかもしれないが。

でも気味が悪かった。

何度か見た

あの笑顔と 違う



でもそれは本来いまなら、
いまこの状況ならなにも不自然ではなかった。


そっと乾いた涙の後をなぞろうとすると、彼は一歩私から引いた。
それもある程度予想できた事だ。


「・・・今日は帰っていただけませんか。」


スミマセン とも付け足す心の余裕がないほどに。
言い放たれた容赦ない言葉に少なからずたじろいだ。


自分は

きっと
この人が好きなのだろう。


恋愛感情とは別の所で
人間として、きっとこの人が好きだ。

本当は、本当の意味で愛さなければいけない人。
でもそうやって始めから強制される事に嫌悪は無かった。


理解したいと思う。

この人を




だから、いま離れてはいけない気がしていた。


抱きしめた。



「ラクス・・・!」


抵抗しきれないといった感じで強いけれど
本気ではない力が私を振りほどこうと必死だ。

あからさまに嫌な表情の彼。

それでも彼を最初にすわっていたベットに投げ出すようにこしかけさせた。

普段の私とあまりに違う行動に
しばしアスランは呆然としているようだった。
普段使わない力を一気に使ったせいで息切れた呼吸を直してから、
再び彼の頭をかかえこんだ。やわらかい髪をなでる。


「ラ──・・・」


「そばにいますわ」




ずっと




「貴方が泣きやむまで、ずっとそばにいます…」





それは、多分、きみの為じゃなくて





「ラク  ス  ・・・ ・」





それは







フルエル腕や、


フルエル髪を



ただ



私が



2006.02.19 | Comments(0) | SEED

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